食材の陰陽はとても奥深く、簡単に書くのはちょっと難しいのですが、基本をまとめてみました!
<陰性の食材>
陰性の食材には、ゆるめたり体を冷やしたりする働きがあります。
陰性の野菜は、太陽に向かって伸びていく遠心的エネルギーをもつ葉菜や果菜。暖かい地域で育つ野菜、夏が旬の野菜も陰性です。
<陽性の食材>
陽性の食材には、締めたり暖めたりする働きがあります。
陽性の野菜は、地価に根を張って大地へと向かう急進的エネルギーをもつ根菜。寒い地域で育つ野菜、冬が旬の野菜も陽性です。
食材の陰陽
食材の陰陽は、絶対的なものではなく、相対的なものになります。たとえば、同じ大根でも、葉っぱのほうは陰性、根っこのほうは陽性というふうに。
同じ野菜でも、九州で採れたものと東北で採れたものとでは、九州で採れたもののほうがより陰性になります。
暑い地域、暑い季節には、陰性の食材が旬になり、それを食べることによって、体を冷やすことができます。
逆に、寒い地域、寒い季節には、陽性の食材が旬をむかえ、体を温めることができます。
自然って、本当によくできていますよね。
食べ物で体のバランスをとるために、できるだけ自分の住んでる土地の近くで採れた野菜を食べましょう!
<陰性の食材の特徴>
- 体を冷やす
- 暑い地域で育つ、採れる
- やわらかくて大きい
- 暗い、緑、紫色のもの
- えぐみ、辛味、酸味
- 葉、果菜
<陽性の食材の特徴>
- 体を温める
- 寒い地域で育つ、採れる
- かたくて小さい
- 明るい、赤、橙色のもの
- 塩味、苦い、しぶい味
- 根、茎