Q5.だしを入れないとおいしくないのでは?
重ね煮(陰陽調和料理)は、基本的には野菜の持ち味を生かすことを1番のモットーとしています。いろいろな野菜を複合的に組み合わせ、皮をむかず、水にさらさずに調理をしていくと、野菜の個性味をそのままいただくことができ、特別にだしをつかわなくても、野菜の持ち味が濃厚なうまみとなって、おいしい料理ができるのです。
※注 管理人の個人的な意見としては、お味噌汁などを作るときは、水ではなくてダシで作ったほうが
おいしいです。ダシは、化学調味料の入っていないものを選びましょうね。
Q6.調味料を加えるタイミングは?
煮物は、材料が八分どおりやわらかくなってから、塩やしょうゆを2〜3回にわけて加えましょう。(加えるのが早いと、材料がやわらかくなりません)
みそは塩やしょうゆと違い、はじめから一緒に煮ても野菜がかたくなることはないので、はじめから野菜の上に味噌を重ねて煮ます。
和え物などの、色を青くシャキッとしたいときは、最初から隠し塩を振り、さそい水(焦げ付かない程度のほんの少しの水)を加えて強火で煮ましょう。